目的に合わせた魅せ方

万博記念公園の近くにあるニフレルに行ってきました。
館内はブース毎に生き物の色や動き別に分けられ、いきもの「にふれる」というコンセプトでそれぞれの魚や動物の特徴を展示していました。

特に印象深かったのは、魚の『およぎ』にふれるブースで、魚自身の見た目よりも『泳ぎ』に注目してもらうため、水槽にライトを当て机の上に魚の影を映し出すことで魚の泳ぎを演出していました。

キャプションまでもが影に映し出されてから読めるよう鏡文字で水槽にプリントされており、影に映って初めて一つの作品に。
美しいだけでなく、目的にあわせて全く違う見せ方を提案している所がロジカルでもあり、またクリエイティブでもあり、素晴らしい空間デザインだなと思いました。
他にも水族館ではみない変わった熱帯魚などをみることができ、美しい色や形にふれることができました。