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2021.11.01

未経験・知識ゼロでWEB制作会社に入社した時の話

これからWEBデザインを学ぼうとしている方や未経験で制作会社で働けるのか不安といった方に、自分の経験が役立てばいいなと思いWEB制作会社に入社した頃の話を書きます。
大学では4年間心理学を勉強して、心理カウンセラーを目指していました。
当時はカウンセラーになるためには大学院に行かなければならなかったので、お金もかかるのと本当にその職業が自分にあっているのかでかなり悩んでいました。

中学の時、趣味で描いた絵をみてもらうためホームページを作っていて、その時かなりホームページに夢中になっていたので『WEB制作の方が自分に向いてるかも。』と思い、卒業間近で就職活動に切り替えました。
WEB制作会社を何件か応募し、面接してもらい内定を頂きました。

その時はPhotoshopやIllustrator、の使い方も知らずhtmlとcssは簡単なものであれば書ける・・といったWEB制作に関することはほぼ何もできない状態。
絵がそこそこ描けるというのと、心理学を勉強していたのでマーケティングに役立ちそうという点で採用が決まりました。

入社時は当然デザイナーという肩書ではなく「コーディネーター」といった肩書で、営業でも事務でも何でもやるアシスタント的な立ち位置でした。

最初の1年はデザイナーとクライアントの間でスケジュールや案件の調整などをするマネージャーのような仕事が中心で、企業が主催するプレゼントキャンペーンに出すプレゼント内容を提案したり、撮影に同行して手伝ったり、ひたすら事務作業をしたりしていました。

そういう仕事も面白かったですが、デザインの仕事がやはりしてみたかったので、デザインの案件をさせてもらえるよう相談して、先輩に教えてもらいながら規模の小さい案件から少しずつデザインをさせてもらえるようになりました。(デザインの基本からソフトの使い方まで丁寧に教えてくださって本当に優しい先輩でした。。。)

デザインの勉強をしてきたわけではなかったので、手も遅い、やっと完成したと思っても全然思うようなデザインが出来ない・・また他のマネージャー的な業務もあったので、仕事はよく朝方までやっていました。
体は壊してしまいましたが、あの時真剣にデザインに向き合っていた時間は糧になってると思います。

それからデザインのトレースをしたり、分析をしたりして少しずつデザインが出来るようになりました。
フリーになって仕事を頂けるようにはなりましたが、まだまだ学ぶべき事はたくさんありますし、目指している目標は遠いので初心を忘れず、邁進していきます。

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